スズムシ越冬卵に霧吹き開始

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本日、スズムシの越冬卵に霧吹き開始しました。昨年晩秋産卵後から本日まで全く霧吹していませんでした。飼育ケースの底のマット(土)の中に卵を産んでいますがマットは乾燥してカラカラになっていました。スズムシの卵は意外と乾燥に強くて、冬の間、全く霧吹しないで放置状態で構いません。ただ、この3月〜4月ごろの乾燥には弱いため、この時季は必ず霧吹する必要があります。普通に霧吹きするとマットの表面だけが湿気るだけで、下の方に湿り気が行きません。そのため、畑を耕すようなイメージで割り箸やピンセットなどでマットを掘り起こしながら均一に霧吹きする必要があります。その際に、スズムシの卵が産みつけられているのを確認することができます。湿気が不足すれば卵が死んで失敗しますし、水が多すぎると卵が窒息死しますので、この水加減は最初は難しいかもしれませんが、慣れれば簡単です。

 

画像はスズムシの飼育の様子ですが、ほとんどが終齢幼虫で成虫も混ざっています。

スズムシのエサは何を与えればよいのか

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スズムシのエサは、市販のスズムシのエサと、野菜類で飼えます。

昔から、ナスやキュウリなどの野菜と、煮干し、削り節などの動物質の餌を与えていました。

スズムシは意外と共食いしますので、動物質の餌を与えることによって多少軽減できます。

煮干しや削り節などを与えるよりも、お勧めは市販のスズムシの餌です。これは製造メーカーによっても多少違いますが、共通の部分が、大豆、米ぬか、玄米、魚粉などが配合されている点です。オキアミ、エビミール、ビタミンミックスなどが配合されたものもあります。これらは湿気やすいため、湿気ないように注意して湿気た場合は新しいエサと交換してください。

与える量の目安としては、10匹の場合でペットボトルのフタの約半分で2〜3日持ちます。ただし、時季や個体差などで違ってきますので、まずは与えてみて調整するようにすれば良いでしょう。多く与えすぎて、度々湿気させて捨てるようであれば経済的ではありませんし、切らしてしまうと、共食いが増加する可能性があります。このスズムシのエサよりももっと注意しなければならないのが、野菜類です。特に真夏の高温時は傷みやすいので、毎日交換する必要があります。そこでお勧めは、野菜の代わりに水を与えることです。カルキを抜いた水道水を与えてください。水の与え方は霧吹きする方法と、コケ水を与える方法があります。霧吹きはスズムシに直接かけると嫌がりますので、経木にかけたり、止まり木などにかけたりしてください。霧吹きは必ず毎日してください。1日でも水を与えないとスズムシは死んでしまします。コケ水の与え方は、小さなタッパーなどにコケを入れて、それに水を含ませます。これですと、2〜3日は持ちます。真夏の高温時は水が腐る場合がありますので、その場合は新しいものと交換してください。なお、野菜類を与えた場合は野菜から水分補給しますので、霧吹きやコケ水は不要ですが、時々霧吹きしてやると喜んで水を舐めます。私は、市販のスズムシの餌と、霧吹きとコケ水を与えて飼育しています。野菜類は一切与えなくても、スズムシの餌と水を与えるだけでスズムシを飼育することができます。前述のように、市販されているスズムシのエサは植物質と動物質がバランス良く配合されているため、特に野菜類は必要としません。ご参考にしてください。

 

(画像は夜間の疎林の下草で鳴く、野生のスズムシ)

 


早春のキンヒバリ採集

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本日気温15℃と暖かいので、キンヒバリが、リッリッリッリッリーとゆっくりしたテンポで鳴いていました。

3月とは言え、辺りはまだ冬枯れのままですが、こんな時季にもひっそりと鳴く虫達がいます。

この時季に鳴いている個体は、昨年の秋に孵化した2化性の2番目の個体になります。

もうすぐ今年の1番目の幼虫たちが孵化してきて、6月初めに成虫になって鳴き始めます。

キンヒバリが1年で一番賑やかな時期が6月〜8月くらいにかけてですが、それまでの主役は、この冬枯れの草地で鳴く越冬個体の♂達なのです。

 

画像は、キンヒバリが棲む草地です。

 

 

スズムシの幼虫が育たないとお困りの方へ

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スズムシの幼虫が育たないとお困りの方へ、私が経験したことによるアドバイスをさせていただこうと思います。


その主な原因は、脱皮用の経木を設置していないことが挙げられます。

スズムシは7〜8回脱皮を繰り返して成虫になります。スズムシは経木にとまって脱皮しますので、経木はスズムシが脱皮するのに必要です。また、成虫になってからは経木がスズムシの鳴き場や、止まり木になります。♂は経木にとまって鳴きます。このように経木はスズムシを飼育するのに大変便利な物なのです。スズムシは自然では草や木が豊富にあるところに棲んでいます。そのため、その環境に近づけるのが一番良いのですが、なかなかそうもいきません。スズムシは平らな所では生きていけないので、経木を設置することを、お勧めします。


 

 

 

真冬でも鳴く虫

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秋の鳴く虫と言われるように、コオロギやスズムシの仲間たちは一般的には夏から晩秋にかけて鳴きます。

キリギリスは6月下旬から鳴き始めますので、夏の鳴く虫と言えるでしょう。

しかし、あまり知られていませんが、キンヒバリ、カヤヒバリ、ヤマトヒバリが冬でも鳴くのです。

この3種類は、暖地では年2回発生するのです。初夏に1回発生して、秋口の頃にもう1回発生するのです。

これを2化性と言います。この秋口に発生した個体が、成虫のまま越冬します。

そして、気温が12℃くらいの暖かい日に鳴くのです。

真冬は、たまにしか鳴きませんが、3月下中頃から夏から秋にかけてのようにたえず鳴くようになります。

コオロギやキリギリスの仲間は、ほとんどが年1回発生なのに、面白いですね。

 

※画像は、枯れたススキの葉にとまるカヤヒバリ♂成虫

キンヒバリ採集

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昨日より2℃高い、最高気温17℃と、すっかり春めいた1日。

キンヒバリ成虫♂1匹、成虫♀3匹、幼虫7匹の、合計11匹を採集しました。

前回、2月20日は13℃で鳴いていたのに、今回は何故か鳴いていませんでした。

鳴く虫は一般的に、35℃以上、15℃以下で鳴かない、22℃~26℃くらいが

最もきれいに鳴く温度帯と言われてますが、私の研究では、飼育下では11℃でも

鳴くことがわかりました。

ちなみに、ヤマトヒバリは10℃、カヤヒバリは8℃でも鳴きます。

そのため、真冬でもたまに鳴いてくれるので、年中鳴き声を楽しむことができるのです。

 

※画像は、飼育下でキュウリを食べるキンヒバリ成虫♂

 

カヤヒバリ採集

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【カヤヒバリ採集】

カヤヒバリの採集に行ってきました。気温15℃と暖か。

春を告げる、ウグイスのホーホケキョというさえずりに、時折、ケキョ、ケキョ、

ケキョ、ケキョ・・・と、警戒の谷渡りの声も聴かれました。

ホオジロの「一筆啓上仕り候」と聞こえるさえずりは今年初認日でした。

すっかり春めいた感じで、気持ちの良い気候の中、採集することができました。

カヤヒバリの終齢幼虫♂1匹と、成虫♀1匹を採集しました。

採集中にカヤヒバリが、リーリーリーとゆっくりとかすかに鳴いていましたが、

ちょうどススキの中にイバラがある所で鳴いていたため、捕ることはできませんでした残念。